子猫に最適なおすすめキャットフード5選【与え方や成猫用との違い】

疑問に思う人

子猫を飼い始めたけど、どのキャットフードをあげたらいいか迷う…選び方やおすすめを知りたい!

疑問に思う人

子猫用フードと成猫用フードって何が違うの?子猫に成猫用をあげちゃダメ?

初めて子猫を飼う方にとって、キャットフード選びというのは気になるポイントですよね。

結論から言うと、キャットフードは、なるべく子猫の健康を考えたものを選ぶのが良いです。

 

筆者のプロフィール

  • ペットシッター士
  • 猫の飼育歴9年
  • 子猫から育てた経験あり

この記事を読むメリット

  • 子猫用キャットフードの選び方のポイントがわかる
  • おすすめの子猫用キャットフードがわかる
  • 子猫用キャットフードの与え方がわかる
  • 子猫用キャットフードと成猫用キャットフードの違いがわかる
  • 猫に与えてはいけないものがわかる

記事後半では、猫を飼い始めた人が疑問に思うことをまとめた「猫の食に関するQ&Aコーナー」も作成しました。

5分くらいで読めるので、まずは一読ください。

目次

子猫用キャットフードの選び方

子猫用キャットフードの選び方のポイントは以下のとおりです。

動物性原材料が主原料であるもの

動物性タンパク質は、猫の成長と健康に必要な筋肉や骨を形成するために重要です。猫の毛並みや皮膚の健康にも役立ちます。

植物性タンパク質は猫の体内では吸収されにくいため、成長や健康にはあまり適していません。また、植物性タンパク質には猫にとってアレルギーの原因となる成分が含まれていることもあります。

原材料表示をよく確認し、動物性原材料が主原料であるものを選ぶようにしましょう。

炭水化物の割合が少ない

炭水化物は猫の体内ではエネルギー源として使われますが、過剰に摂取すると肥満や糖尿病などの病気の原因になる可能性があります。

子猫用キャットフードを選ぶ際には、原材料表示をよく確認し、炭水化物の割合が少ないものを選ぶようにしましょう。

子猫用キャットフードに適した炭水化物の割合は、10%以下です。炭水化物の割合が10%以下であれば、猫の健康に悪影響を及ぼすことはありません。

合成添加物が少ない

合成添加物には、保存料、着色料、香料などがあります。これらの添加物は人体に害を及ぼすことが知られています。特に子猫は免疫力が低いため、合成添加物の影響を受けやすいです。

合成添加物は、子猫の体に必要な栄養素を吸収するのを妨げることがあります。そのため、子猫の成長が遅れたり、体調不良になったりすることも。

子猫用キャットフードを選ぶ際は、合成添加物が少ないものを選ぶようにしましょう。

価格が手頃

子猫は成長が早く、食事量も多いです。高価なキャットフードを継続的に購入するのは負担になる場合があります。

子猫は成猫よりも消化器系が未発達なため、高価なキャットフードであっても消化不良や下痢を引き起こす場合があります。価格が手頃で、子猫の消化に負担をかけないものを選ぶことが重要です。

価格が手頃だからといって、栄養価が低いキャットフードを選ぶのは避けてください。子猫の成長に必要な栄養素が含まれているものを選ぶようにしましょう。

かもたろ

子猫を迎えたとき毛並みがベトベトしてましたが、栄養バランスの良いフードにしたところ、毛並みがサラサラになりましたよ。

猫は腎臓病になりやすいので、最近は腎臓の健康維持に配慮したフードを混ぜています。

おすすめの子猫用キャットフード5選

では、どんなキャットフードが良いのか具体的に見ていきましょう。

 

おすすめのキャットフードは以下の5つです。

  • ロイヤルカナン キトン
  • ニュートロ キャット ワイルド レシピ キトン
  • アイムス 12か月までの子ねこ用
  • ピュリナ プロプラン 子猫用
  • ヒルズ サイエンス・ダイエット キトン 12ヶ月まで 子猫用

ロイヤルカナン キトン

  • 成長期の子猫に必要なタンパク質、脂質、カルシウム、ビタミンをバランスよく含んでいる
  • 骨や歯を強くするタウリンを配合
  • 腸内環境を整えるオリゴ糖を配合
  • アレルゲンとなるタンパク質を低減
  • 食べやすい小粒タイプ

ロイヤルカナン キトンは、成長後期から1歳までのステージに合わせて、タンパク質、ビタミン、ミネラルを最適に調整し、子猫の健康な成長をサポートします。

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下記の記事では、ロイヤルカナン子猫用キャットフードの口コミなどを紹介しています。

この記事を読むと、ロイヤルカナン子猫用キャットフードの評判や、成長前期の子猫用(マザー&ベビーキャット)と成長後期の子猫用(キトン)の違いがわかります

詳しく知りたい方はぜひこちらもチェックしてみてください!

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ニュートロ キャット ワイルド レシピ キトン

  • 肉食動物である猫の食性に着目し、高タンパク質で穀物不使用の食事を実現
  • チキンを主原料とし、猫が本能的に求めるおいしさを実現
  • 骨や歯を強くするタウリンを配合
  • 腸内環境を整えるオリゴ糖を配合
  • アレルゲンとなるタンパク質を低減
  • 食べやすい小粒タイプ

ニュートロ キャット ワイルド レシピ キトンは、子猫の健康をサポートする高品質なキャットフードです。子猫の成長と健康を願う飼い主さんにおすすめです。

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アイムス 12か月までの子ねこ用

  • 成長期の子ねこに必要なタンパク質、脂質、カルシウム、ビタミンをバランスよく含んでいる
  • 骨や歯を強くするタウリンを配合
  • 腸内環境を整えるオリゴ糖を配合
  • アレルゲンとなるタンパク質を低減
  • 食べやすい小粒タイプ

アイムスは子猫が健康的に成長するために必要な栄養素をバランスよく含んでいます。また、小粒タイプなので子猫でも食べやすいです。

アイムス 子ねこ用チキン1.5kg

ピュリナ プロプラン 子猫用

  • 初乳成分コロストラム配合で、子猫の免疫力を維持
  • 母猫の乳成分にも含まれるDHAが脳の健康な発達をサポート
  • 健康な骨格と筋肉の成長をサポート
  • なめらかでツヤのある被毛を維持
  • 科学的に実証された抗酸化成分配合で、抵抗力を保つ

ピュリナ プロプラン 子猫用は、子猫の成長に必要な栄養素をバランスよく含んだ総合栄養食です。初乳成分コロストラム、DHA、ビタミン、ミネラルなどを配合し、子猫の健康をサポートします。

ピュリナ プロプラン キャット 子猫用 全猫種用 チキン 1.5kg 1歳まで キャットフード ドライフード PURINA PRO PLAN

ヒルズ サイエンス・ダイエット キトン 12ヶ月まで 子猫用

  • 高品質な魚油由来のDHAを含み、健康的な脳と目の発育をサポート
  • 消化に良い高品質なたんぱく質を使用し、引き締まった筋肉の発育をサポート
  • 適切なミネラルバランスで、しっかりとした骨と歯の発育をサポート
  • 子猫の成長に欠かせないタウリンを十分に含み、心臓と目の健康をサポート

ヒルズ サイエンス・ダイエット キトンは、子猫の成長に必要な栄養素をバランスよく含んだ総合栄養食です。本来の免疫力を保ち、子猫の健康的な発育をサポートします。

キャットフード サイエンスダイエット キトン 12ヶ月まで 子猫用 チキン 800g 健康的な発育をサポート ヒルズ 関東当日便

これらの商品は、いずれも子猫の健康な成長に必要な栄養素が豊富に含まれています。また、価格も手頃なので、子猫に最適なキャットフードをお探しの方におすすめです。

子猫用キャットフードの与え方

子猫の食事

  • 生後3〜4週間頃までは母乳か子猫用ミルクだけ飲ませましょう。母猫がいる場合はなるべく母乳を与えてください。子猫用ミルクは、子猫用の哺乳瓶に入れて人肌程度に温め、子猫のペースで飲ませるように。
  • 乳歯が生えてくる生後4週間頃から、徐々にキャットフードと水にシフトしていきます。子猫用のウェットフードか、ドライフードをお湯でふやかしたものを与えましょう。
  • 生後2ヶ月からは、少しずつ固形の食べ物に切り替えていきます。主食には子猫用の総合栄養食を与えてください。総合栄養食は必要な栄養を十分に摂れるので、子猫の健康維持のために重要です。

食事の回数

子猫は胃が小さく、一度にたくさんの量を食べられません。

  • 生後4ヵ月くらいまでは1日5~6食
  • 生後6ヵ月までは1日3~4食
  • 生後6ヵ月以降は1日2~3食

に分けて食事を与えましょう。

子猫は成長が早く、食欲も旺盛です。そのため、食事を抜いたり、食べ過ぎたりしないように注意しましょう。

また、水は常に新鮮なものを用意してください。ボウルなどに入れて、のどが渇いたらいつでも飲めるようにしておきましょう。

猫の食に関するQ&A

子猫用と成猫用キャットフードの違いは?

子猫と成猫は、成長スピードや体格が大きく異なるため、必要な栄養素も異なります。そのため、子猫用キャットフードと成猫用キャットフードには、以下の違いがあります。

 

項目子猫用成猫用
カロリー高め低め
タンパク質多め少なめ
脂質多め少なめ
カルシウム多め少なめ
リン多め少なめ
食物繊維少なめ多め
ビタミン・ミネラル多め少なめ
水分多め少なめ

 

子猫に成猫用キャットフードを与えると、成長に必要な栄養素が不足する可能性があります。また、成猫に子猫用キャットフードを与えると、肥満や尿路結石などの病気のリスクが高まります。猫の年齢に合わせて適切なキャットフードを与えることが大切です。

一般的に、子猫用キャットフードは生後1歳頃まで与え、成猫用キャットフードは生後1歳頃から与えることが推奨されています。ただし、猫の個体差や活動量によって適切な切り替え時期は異なります。獣医師に相談して、最適な切り替え時期を決めるのがおすすめです。

去勢・避妊後に与えるキャットフードは?

去勢・避妊手術は生後6~10か月の子猫期に行います。

手術を行った後は、運動量が減るため太りやすくなるようです。

しかし個体差があるため、1歳未満なら無理に去勢・避妊用フードに変える必要はありません体重の変化などを見て、量を調整しましょう。目安は、手術前に与えていた食事量の9割くらいです。

体重が増加している場合は、去勢・避妊用フードに切り替えてください。術後1ヶ月ほど経ってから、少しずつ切り替えていきましょう

去勢・避妊後におすすめのキャットフードはこちらで解説しています!ぜひ参考になさってください。

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猫に与えてはいけない食べ物は?

猫に与えてはいけないものには、以下のようなものがあります。

食べ物理由
チョコレートテオブロミンが含まれているため、中毒症状を引き起こす可能性がある
カフェインカフェインが含まれているため、中毒症状を引き起こす可能性がある
アルコールアルコールが含まれているため、中毒症状を引き起こす可能性がある
ニンニクアリシンが含まれているため、赤血球を破壊し、貧血を引き起こす可能性がある
玉ねぎアリシンが含まれているため、赤血球を破壊し、貧血を引き起こす可能性がある
アボカドペルシンという毒素が含まれているため、摂取すると嘔吐、下痢、呼吸困難などの症状を引き起こす可能性がある
生卵サルモネラ菌などの細菌が含まれているため、食中毒を引き起こす可能性がある
乳製品乳糖不耐症の猫は、乳製品を摂取すると下痢や嘔吐などの症状を引き起こす可能性がある
骨を噛むと歯が欠けたり、歯茎に傷がついたりする可能性がある
骨が喉に詰まってしまうことがある
脂肪分が多い食べ物肥満や糖尿病などの病気を引き起こす可能性がある
塩分が多い食べ物高血圧などの病気を引き起こす可能性がある
砂糖が多い食べ物肥満や歯周病などの病気を引き起こす可能性がある

猫がこれらの食べ物を誤って食べてしまった場合は、すぐに獣医師に相談してください。

猫が食べてはいけない食べ物はたくさんあります。猫に食べ物を与える際には、必ず食べ物が猫にとって安全かどうかを確認するようにしましょう。

まとめ【子猫には子猫用の総合栄養食を】

この記事をまとめます。

 

子猫用キャットフードは、動物性原材料が主原料で、炭水化物と合成添加物が少なく、価格が手頃で続けやすいものを選ぶ。

おすすめの子猫用キャットフードは、

  • ロイヤルカナン キトン
  • ニュートロ キャット ワイルド レシピ キトン
  • アイムス 12か月までの子ねこ用
  • ピュリナ プロプラン 子猫用
  • ヒルズ サイエンス・ダイエット キトン 12ヶ月まで 子猫用

子猫は胃が小さく一度にたくさんの量を食べられないので、生後4ヵ月くらいまでは1日5~6食、生後6ヵ月までは1日3~4食に分けて与える

子猫に成猫用キャットフードを与えると、成長に必要な栄養素が不足する成猫に子猫用キャットフードを与えると、肥満や尿路結石などの病気のリスクが高まる

猫に与えてはいけないものは、チョコレート、アルコール、カフェイン、ニンニク、玉ねぎ、アボカドなど

子猫用キャットフードは、子猫の健康な成長のために欠かせません。上記のポイントを参考に、子猫に最適なキャットフードを選んであげましょう。

この記事が参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

猫好き主婦ブロガー。夫であるゆむたろと2匹の猫メル・ムギとの生活を毎日楽しんでいる。ペットシッター士の資格を保有。ブログでは猫の飼育や健康、おすすめグッズなどについて情報を発信していく。

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